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次世代シーケンス解析(NGS)ラボラトリー「NGS Labo」 » 【特集】データの扱いに困っていませんか?サービス選びが重要なワケ

【特集】データの扱いに
困っていませんか?
サービス選びが重要なワケ

パートナー選びが重要

2030年には3億2580万米ドルに達する※という市場でもある次世代シーケンスの業界。日本においても次世代シーケンスの受託解析を行う企業は増えています。しかし、そんな中で研究目的に合わせて適切な納品データを提示してもらうには、パートナー選びが重要です。

なぜなら受託サービスと一口で言っても、サービスを提供している会社によって納品データが異なるからです。ここでは次世代シーケンス解析サービスの種類について解説すると共に、データの扱いに困っている研究者にマッチするサービスについて紹介します。

目次

こんなにもある!NGSデータ解析サービスの種類

NGSデータ解析サービスには、大きく分けて3つの種類が存在します。

【サービス1】シーケンス+データ解析

まず、シーケンスからデータ解析までを一貫して行うもの。基本的にはセット価格になるためコストを削減しやすく、トータルで依頼できるのが魅力です。しかし、解析以降のフォローは受けられないほか、納品形式の指定ができないといった注意点も。

【サービス2】データ解析

データ解析は必要な解析を個別に依頼できるため、シーケンサーの選択が可能、かつコスト削減に繋がるのが魅力。しかし、シーケンサーの依頼は別途必要、かつこちらも十分なフォローが受けられないことが多いようです。また、納品形式は上記同様選択が難しく、仮にできたとしても追加費用がかかる傾向があります。

【サービス3】データ解析+コンサルティング

最後に、データ解析にコンサルティングが加わる方法。これはデータ解析まで一貫して任せられるだけでなく、研究目的に合わせた適切な提案が受けられるのが特徴です。データについてもこれはどういう意味か?などその都度相談できますし、細やかなフォローが期待できます。一方、費用面に関しては上記2種類より高くなる傾向が。

研究目的に応じて、どういったサービスを利用するか

このように研究目的に応じて、どういったサービスを利用するかを検討しないと、データは手元にあるけれど、その後の扱いに困ったり、お蔵入りするケースもあるようです。
研究目的に合わせてどのようなデータがあれば良いのか不安に思われる方は、手厚いサポートを受けられる「コンサルティングまで任せられる」ところを選ぶのが良いでしょう。

しかし、どのような会社に依頼すれば良いのか?というと、会社ごとに細かくサービスの内容を確認して、探していくのも手間も時間もかかります。
そこで解析不良に関するトラブルシュートやそれを改善するノウハウを蓄積し、品質担保に努める企業として第三者機関から評価を受ける「ISO9001」を取得し、他社の解析サービスを代理店販売していない次世代シーケンス解析サービスを提供する企業の中から、唯一「実験の設計から相談」できる「北海道システム・サイエンス」についてクローズアップ。どのような企業なのか詳しくみていきましょう。

「データ解析+コンサルティング」に対応する
北海道システム・サイエンスとは

北海道システム・サイエンス公式HP
引用元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/)

その名の通り北海道札幌市に本社を置き、1988年創業とその道30年以上の歴史を誇る同社。受託DNA・RNA合成のほかシーケンス・マイクロアレイなど遺伝子解析受託、ペプチド合成やポリクローナル抗体作製など幅広く対応しています。現在主流となっている次世代シーケンサーが市販されたのが2007年。その翌年の2008年よりNGS受託解析に力を入れていますので、先駆企業と言っても過言ではないでしょう。

研究支援にも積極的で、ただデータを提供するだけでなく、お悩みや課題に合わせた解決方法をしっかりと追求してくれるのが魅力。公式サイトでも製品やサービス別の選択ガイドや解析事例、課題解決事例を公開するなど、きめ細やかなフォローが窺える企業です。

では、北海道システム・サイエンスの事例としてはどのようなものが挙げられるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

北海道システム・サイエンスの事例

官公庁での事例

こちらの事例では、事前に別機関にて特定遺伝子の解析(PCR~サンガーシーケンス)、および解析結果からの遺伝子型判別を依頼したところ、データ不良が発生。改善や再解析も難しいということで困り果てていたところ、北海道システム・サイエンスの受託によって良好な結果が得られたものです。同社は豊富なノウハウと標準化された解析プロトコル、解析工程のトレーサビリティ(追跡可能性)の担保により、解析が困難なケースであっても対応。

参照元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/product/helpful_information/helpful_information-case_03/

国立大学での事例

こちらの事例では遺伝子解析のため、感受性株をコントロールとした約10株の耐性株のシーケンスを委託されました。同大学は以前類似の解析を委託した経験もあり、特に課題はないように思えましたが、北海道システム・サイエンスの丁寧なヒアリングによって「個別に耐性株のシーケンスを実施する必要はない」ことが判明。目的達成のためのより効率的な方法を提案され、結果コスト削減やデータ軽減に繋がったそうです。

参照元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/product/helpful_information/helpful_information-case_03/

民間企業での事例

こちらの事例では、宿主植物(農産物)に感染し、葉に病変を起こすとされる病原体の発見が目的だったようです。既に知られているRNAウイルスに近しいものであると考えられたため、北海道システム・サイエンスでは感染組織の全RNAをサンプルとして次世代シーケンスを実施。ウイルス由来配列の抽出やアノテーションなどの豊富な解析プランにより、無事候補遺伝子の確認に至りました。

参照元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/product/helpful_information/helpful_information-case_03/

このような課題を解決する実験相談窓口とは

北海道システム・サイエンスは、それぞれの研究目的に合わせたよりきめ細やかな要望に対応するため「実験相談窓口」を設置。専門の“リサーチソリューションチーム”が、様々な生物種や実験計画、実験プロトコル、解析プロトコル、最終的なデータ解析に至るまで、一貫したサポートを行ってくれます。

予算や訪問プランなども柔軟に検討してくれるので、お困りごとがあればぜひ公式HPに設けられている専用フォーム、から問い合わせてみてはいかがでしょうか。

北海道システム・サイエンスの
公式HPから相談する

電話で問い合わせる

NGSサービスには様々な方法がありますが、コンサルティングまで一貫してフォローしてくれる北海道システム・サイエンスなら、専門性とは離れた解析を行いたい企業や研究機関の方、初めて次世代シーケンス解析を行う方にとっても心強いものです。気軽に相談できるお問い合わせ先も設置されているので、お悩みがあればぜひ一度検討してみてください。

北海道システム・サイエンスの企業情報

会社名 北海道システム・サイエンス株式会社
所在地 北海道札幌市北区新川西2条1-2-1
営業時間 公式HP記載なし
営業日 公式HP記載なし
電話番号 011-768-5901
公式サイトURL https://hssnet.co.jp/