次世代シーケンス解析(NGS)ラボラトリー「NGS Labo」
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北海道システム・サイエンス

北海道システム・サイエンス公式HP
引用元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/)

次世代シーケンス解析(NGS)を依頼するなら、どのようなシーケンサーを完備し、どんな解析をしてくれるのか、サービス内容をしっかり確認しておきたいものです。ここでは、次世代シーケンス受託解析をサービス提供する北海道システム・サイエンスについて詳しくご紹介します。どの会社へ依頼しようか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

北海道システム・サイエンスはどんな企業なのか

専門的な内容が伝わるよう、細やかなサポート

専門的な内容が伝わるよう、細やかなサポート

北海道システム・サイエンスにおける次世代シーケンス解析の特徴は、アフターサポートに力を入れているところ。データをそのまま渡すのではなく、その後も見方や欲しい内容の探索方法などに関する質問、データ解釈なども基本無償で受けているため、生データを解読するのが難しい方にとっても非常に心強いのです。

すぐに活用できる「データ前処理」も提供

すぐに活用できる「データ前処理」も提供

例えばIllumina シーケンス解析では、データ解析の前に低クオリティ配列やリード中のアダプター配列などの除去を行うことが望ましいとされています。北海道システム・サイエンスではその手間を省くため、すぐに解析を行えるRawデータ前処理のみのサービスを依頼することも可能です。

見積もり前からのコンサルティングが可能

見積もり前からのコンサルティングが可能

次世代シーケンス解析を検討している中には、必要性は分かっているけれどあまり詳しくない…という方もいるでしょう。北海道システム・サイエンスなら、見積もり時に基本的な実験方法や必要なデータ量などの相談も可能。コンサルティングも併せて受けられるので、安心感が大きいと言えるでしょう。

対応するサービスとは

北海道システム・サイエンスの次世代シーケンス解析は、データ前処理からディープシーケンスの応用まで、解析以外にも幅広いサービスを展開しているのが特徴。Illumima社のシーケンサーは4機種、PacBio社のシーケンサーは新しいものを1機種揃えており、解析に応じて適切に使い分けられています。

ゲノミクス

形質や疾患に関連する遺伝子変異情報の取得や、微生物のゲノム配列の決定、目的遺伝子の探索などを目的として行われる、ゲノミクスを対象とした次世代シーケンス解析。特に微生物関連での需要が高いようで、ロングリードとショートリード、2種類の解析法から目的に合わせて選べます。

トランスクリプトミクス

発現変動遺伝子の探索や融合遺伝子の検出、転写物の配列データベースを得る目的などで行われるのがこちらのトランスクリプトミクス。データベースの無い生物種に関する発現変動遺伝子の探索にも対応しており、Small RNAや新規RNAの解析も可能です。

メタゲノミクス・メタトランスクリプトミクス

腸内細菌叢や環境細菌叢といった微生物叢の探索・比較、および機能遺伝子レベルでの微生物叢の比較などを目的とする次世代シーケンス解析。微生物群集解析だけでなくショットガンメタゲノム解析などにも対応しているようです。詳しくは北海道システム・サイエンスへお問い合わせください。

その他、ゲノム編集やディープシーケンス応用、状況によってはFFPE検体の遺伝子解析も相談可能。ディープシーケンス応用はIlluminaとPacBio双方のアンプリコンシーケンスに対応しています。

このメディアでは、研究要件に合わせて次世代シーケンス受託解析する会社を紹介しています。研究内容に合った解析サービスをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

シーケンサーの種類

NovaSeq/HiSeqX/MiSeq

北海道システム・サイエンスでは、用途に応じてイルミナ社では3種類のシーケンサーを用意。NovaSeqシリーズは研究ニーズに沿ったフレキシブルなパフォーマンスが特徴で、優れた操作性と迅速かつコストもふまえた結果取得が可能です。HiSeqXは全ゲノム解析専用の大規模シーケンサーとなっており、1台で年間1800人分のデータを取得※できます。また、MiSeqはロングリードに特化したコンパクトなシーケンサーで、卓上で使用できるのも特徴と言えるでしょう。

※参照元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/product/ngs-overview/

PacBio Sequel II

こちらはPacBio社が開発したロングリードシーケンシング向きのシーケンサーで、1分子リアルタイム(SMRT®)シークエンシングテクノロジーを基盤としていることから、高精度かつ長いリードを得ることができます。

受託解析サービスの流れ

  1. 公式サイトへのID登録
  2. 注文(WEBフォーム/メール)
    DNA/RNA合成は入力、ファイルアップロード、注文履歴から選択の3パターン用意
  3. 価格・予定納期確認ののち送信
  4. 注文の確認(メールにて送付)

北海道システム・サイエンスの企業情報

会社名 北海道システム・サイエンス株式会社
所在地 北海道札幌市北区新川西2条1-2-1
営業時間 公式HP記載なし
営業日 公式HP記載なし
電話番号 011-768-5901
公式サイトURL https://hssnet.co.jp/
研究内容に合わせて選ぶ!
おすすめ次世代シーケンス受託解析会社3選
解析不良に関するトラブルシュートやそれを改善するノウハウを蓄積し、品質担保に努める企業として第三者機関から評価を受ける「ISO9001」を取得し、他社の解析サービスを代理店販売していない次世代シーケンス解析サービスを提供する企業の中から、「初めての受託解析」「cfDNA変異解析」「創薬の研究・開発」といった研究内容に合わせておすすめのサービス提供会社をご紹介します。気になるサービスがあれば、問い合わせてみましょう。
初めての受託解析なら
北海道システム・
サイエンス
北海道システム・サイエンス公式HP
引用元:北海道システム・サイエンス公式HP
(https://hssnet.co.jp/)
研究者の意向を汲みとり、
柔軟な解析ができる
特徴

「実験相談窓口」を設け、様々な生物種や解析目的に応じた実験計画から実験プロトコル、データ解析まで研究者の立場に立った提案をしてくれる。

北海道システム・サイエンス
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cfDNA変異解析をするなら
タカラバイオ
タカラバイオ公式HP
引用元:タカラバイオ公式hp
(https://www.takara-bio.co.jp/)
cfDNAを材料にゲノム解析を
行い、変異遺伝子を検出できる
特徴

遺伝子解析の中でも、ThruPLEX技術を用いたタカラバイオオリジナル解析サービス「cfDNA変異解析」を提供。変異した遺伝子を検出。

タカラバイオの
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創薬研究・開発なら
理研ジェネシス
理研ジェネシス公式HP
引用元:理研ジェネシス公式hp
(https://www.rikengenesis.jp/)
ワンストップでコンパニオン
診断薬や新薬を提供できる
特徴

遺伝子バイオマーカーの測定から、コンパニオン診断薬(CDx)を含む体外診断用医薬品の開発、薬事申請、製造販売までワンストップで対応

理研ジェネシスの
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【選定条件】
※2023年2月20日調査時点で「次世代シーケンス解析 受託」とGoogle検索し、50位までに表示されるNGS受託サービスを提供する企業29社のうち、「ISO9001」を取得し、他社の受託解析を代理店販売しておらず、公式HPでサービス内容をしっかり確認できる日本資本の会社を3社ピックアップ。その中から公式サイトで確認できる情報をもとに以下の条件で要件ごとに各サービスを選定。
初めての受託解析…北海道システム・サイエンス(調査した結果、3社のうち唯一、実験相談窓口※サービスを行っている)
※参照元:北海道システム・サイエンス公式HP(https://hssnet.co.jp/product/total-support/
cfDNA変異解析…タカラバイオ(調査した結果、3社のうち唯一、オリジナルcfDNA変異解析※を提供している)
※参照元:タカラバイオ公式HP(https://catalog.takara-bio.co.jp/jutaku/basic_info.php?unitid=U100009437
新薬の開発…理研ジェネシス(調査した結果、3社のうち唯一、開発・薬事申請・製造販売までワンストップで対応※できる)
※参照元:理研ジェネシス公式HP(https://www.rikengenesis.jp/placement/development.html