エスアールエル

引用元：エスアールエル公式HP（https://www.srl-group.co.jp）

次世代シーケンス解析サービスを提供している「エスアールエル」について解説します。

エスアールエルはどんな企業なのか

主な事業は、病院支援・クリニック支援・研究検査の支援です。次世代シーケンス解析はもちろんですが、電子カルテ・検査システムの連携やブランチ・FMSサービス、新規開業向けのラボサービスも提供しています。

自社にて遺伝子・染色体解析センターを保有しており、センター内では日本でも有数の染色体検査室であり、国内で行われる染色体検査の多くに対応しています。

参照元：エスアールエル公式HP（https://www.srl-group.co.jp/features/）

エスアールエルのデータインフォメーションでは、性能の高いコールセンターシステムを導入しており、専任のオペレーターが配属されています。的確かつ迅速な対応を行う体制を整えています。

エスアールエルでは次のようなサービスを提供しています。

全ゲノムシーケンス解析では、凍結組織、全血、抽出済みDNAを用いた解析に対応します。
リード長は150bp、標準取得データ長は90Gbです。

凍結組織、FFPE組織、細胞、抽出済みRNAにて解析を行えます。網羅的な情報を取得し、遺伝子の発現量を解析するサービスです。

エスアールエルにて多くの解析に用いられているのが「NovaSeq™ 6000 System」です。全ゲノムシーケンス解析、RNAシーケンス解析、プロテオミクス関連解析に使用されています。6Tb、200億のシングルリードと、データ出力の調整が可能です。

マイクロバイオーム解析にのみ使用されるイルミナ社のシーケンサーであり、データ精度と短いランタイムが特徴です。時間制約のある解析においても、変異検出が容易です。

プロテオミクス関連解析に用いられるシーケンサーです。タンパク質の同定・定量ができる機種であり、2本鎖DNAを形成させてPCRにより増幅し、PCR産物からライブラリを調製します。

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